2011年12月30日 (金)

2011年下半期決算

決算です。

(1)キャラメルボックス・アナザーフェース「ナツヤスミ語辞典」新国立劇場小劇場

(2)虚構の劇団「天使は瞳を閉じて」シアターグリーン BIG TREE THEATER

(3)Project Nyx「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」ザ・スズナリ

(4)DULL-COLORED POP「Caesiumberry Jam」シアターグリーンBox in Box

(5)劇団☆新感線「髑髏城の七人」青山劇場

(6)維新派「風景画」西武池袋本店4階まつりの広場

(7)新国立劇場主催「イロアセル」新国立劇場小劇場

(8)TBS・サンライズプロモーション東京主催・制作「志の輔落語 in ACT」赤坂ACTシアター

(9)松竹主催「美女はつらいの」大阪松竹座

(10)文学座「岸田國士傑作短編集」紀伊国屋サザンシアター

(11)ホリプロ主催「炎の人」天王洲銀河劇場

(12)新国立劇場演劇研修所「ゼブラ」新国立劇場小劇場

(13)キューブプレゼンツ「有毒少年」CBGKシブゲキ!!

(14)第三舞台「深呼吸する惑星」紀伊国屋ホール

(15)世田谷パブリックシアター企画制作「狂言劇場 その七 Bプロ」世田谷パブリックシアター

(16)ままごと「あゆみ」横浜赤レンガ倉庫1号館

(17)M&O playsプロデュース「アイドル、かくの如し」下北沢本多劇場

(18)PARCO主催「90ミニッツ」PARCO劇場

(19)パルコ企画製作「ロッキー・ホラー・ショー」神奈川芸術劇場ホール

(20)さいたまゴールドシアター「ルート99」彩の国さいたま芸術劇場小ホール

以上20本ですが、隠し観劇が1本あって21本、チケットはすべて公式ルートで購入した結果、

  • チケット総額は118050円
  • 1本あたりの単価は5621円

となりました。上半期の10本とあわせて

  • チケット総額は177130円
  • 1本あたりの単価は5714円

です。後半に無理矢理詰込んだら30本に乗ってしまった。もっと減らさないといけないのに。

下半期の筆頭イベントはやはり新国立劇場演劇研修所のオープンスクール参加。あれはいろいろ刺激になった。ただ、神経の変なところを刺激されたようで、受講時に消化しきれなかったのはしょうがないにしても、年末になっても妙にひっかかっている。受講直後はためになったと思ったからこそあの5部作の長文エントリーを書いたけど、本当に受けたことがよかったことなのか、今になって迷う。いまさら受けない昔に戻る選択肢はないので、迷ってもしょうがないけど。

そこから展開していつにない読書。スタニスラフスキーを読んで、そのアメリカの末裔たちを読んで、日本の近代芝居の歴史を読んで、それを発展させた人の話を読んで。オープンスクールで受けた情報をとっかかりにして読めたので頭に入る情報量が違う。これも一度に読みすぎて消化に時間がかかった感はあるけど、どれも読んでよかった本。他に読んだ本、積読の本もあるけど、それは来年に持越し。

そして公共性の話。助成金の配分とか、文化庁の案とか、大阪の美術館とか、開演時間の話であれこれやとか、不正受給あれこれやとか。ありすぎてどうでもよくなる勢い。これ、自分の場合は公共性とか考えないで、まず観客として何を望むのかをはっきりしたほうがいい。

ようやく芝居。芝居については、11月に大空振り月間があって、12月はだいぶ持ち直した。ただ下半期の1本は8月のDULL-COLORED POP「Caesiumberry Jam」。後でまったく関係ない件で脚本演出家とやり取りしたけど、それとは無関係にこれ。通年だと、三谷幸喜の「国民の映画」も候補なんだけど、あれは本当に時期が悪かった。見逃したほうだと、青年団の「ソウル市民5部作」をあの長期公演期間で見逃したのは悔やまれる。他に(9)で初の関西遠征もあったけど、勢いだけで遠征するものじゃない。

3月の地震の後で芝居の趣味は変わって、その目でいろいろ観てきたけど、こうやって決算で改めて並べてみて、わざわざ観なくてもよかった芝居の多さに我ながら頭を抱えたくなる。玉石混合はライブパフォーマンスの常だし、芸能ごとは石のほうが多いのも常だけど、それにしても石のほうが多かったし、ひどい石もたくさんあった。なんでこんな結果なのかと考えたけど、玉を出せる人が関わっていない芝居では玉にならない、石が玉に化ける錬金術はない、鍵となるポジションにそもそも玉を作れる人がいないと駄目、というのが仮説。どこが鍵なのかはまだ確信がないけど、たぶん演出家。それが必ず当たりにつながるわけではないけど、駄目な演出家の芝居は何をどうやっても駄目なんじゃないのか。昔は脚本7割と考えていたんだけど、脚本がどれだけよくても、その良さを引出せないと宝の持ち腐れになるし、複数人の役者が登場する芝居で1人、2人だけいい役者がいても、いい演技が浮いたらよくない演技に見えるので意味がないので、全体を調整して高い水準に持っていけないといけない。もちろん舞台で演じているのは役者だけど、いい役者が揃っても駄目な場合は駄目なのも事実。

話を元に戻して、地震の後の目で観て、芝居という表現分野のポテンシャルは実感したけれど、そのポテンシャルを使いこなせる関係者の少なさも実感した。自分は「芝居ファン以上、芝居マニア未満」と自分を位置づけているけど、そんな自分は、迷った芝居は観に行かないという態度でちょうどいいというのが結論。面白い芝居は面白くても、そんなに面白い芝居はめったにない。もっと意図的に時間と費用を減らさないといけない。去年の目標が実行されていないのは反省材料。月1日2本、年間最大で12日24本という同じ目標を継続。本数より時間優先で縛ったほうがいいかも。実際、仕事でいろいろ変化があって、趣味にうつつを抜かしている間に仕事がよくない状態になってしまった。これを切抜けることが最優先で、芝居は観たくても我慢するくらいでちょうどいい。

最後にブログのエントリーについて。この決算を書くために読み返したら、長文が増えている(そもそもこの決算も長文だ)。しかも文章として破綻しているものもある。自分の理想は簡にして要を得た短文だし、そもそも文章がおかしいのはもってのほか。なのに、これが自分でいうのもなんだけど、面白かった。たぶん、自分で考えて、考えた結果が書きたいことになって、それを考えたなりに書いたため。他人が読んだら意味不明な文章でも、自分のためにはとてもよい結果だった。初代ブログから中断をはさんで8年目、誰に頼まれたものでもない自分のためのブログは、ひょっとしていいものかもしれない、と初めて思えた。

この11月、12月の更新頻度と長文とが異常で、今後はもっとそっけないブログに戻るかもしれませんが、むしろそれが本来のこのブログです。引続き細く長くのお付合いをよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月 2日 (土)

2011年上半期決算

恒例の決算です。

(1)柿喰う客「愉快犯」東京芸術劇場小ホール2
(2)新国立劇場主催「わが町」新国立劇場中劇場
(3)春風亭昇太プロデュース「春風亭昇太十八番シリーズ」下北沢本多劇場
(4)野田地図「南へ」東京芸術劇場中ホール
(5)パルコプロデュース「国民の映画」PARCO劇場
(6)パルコ企画製作「欲望という名の電車」PARCO劇場
(7)ままごと「わが星」三鷹市芸術文化センター星のホール
(8)イキウメ「散歩する侵略者」シアタートラム
(9)ナイロン100℃「黒い十人の女」青山円形劇場
(10)世田谷パブリックシアター企画制作「モリー・スウィーニー」シアタートラム

以上10本、隠し観劇はなし、チケットはすべて公式ルートで購入した結果、

  • チケット総額は59080円
  • 1本辺りの単価は5908円

となりました。それなりに新しいものを取入れたつもりですが、野田秀樹、三谷幸喜、松尾スズキ、KERAという有名どころを観ると単価に反映されるのはやむを得ないものがあります。あと、新しいものを取入れた結果が国公立劇場に偏っているのは、今後の芝居を主導する集団が誰であるかについて、ある種先取りしている感を覚えます。これは何かの機会に別エントリーを書ければと考えています。

上半期は3月11日の大地震と津波、それに続いてまったく収束の気配がない原発問題があって、芝居を観る視点に上手く言えないのですが、転換がありました。地震の直後にはずいぶん乱暴なエントリーを書きましたが、それが落着いたらなんか偉そうなエントリーを書いていました。3月11日以降に観た芝居の数は少ないのですが、その中ではイキウメの1本が、まだまだ未完成ながら(再々演なのにそれもどうかとは思いつつ)、可能性を感じさせてくれました。

そしてアーツカウンシル騒動。もともと「アーツカウンシルって何じゃらほい」というエントリーを書いていたのですが、そこから引張られて何かよくわからないうちに勢いで「アーツカウンシルでパブリックコメント募集中」、「『アーツカウンシルとは』に対するパブリックではないコメント」、「アーツカウンシル騒動終わりました、プログラムディレクター募集中です」という3本の長文を書いていました。これもいろいろ書いて、特に最後は暴言を吐いていますが、落着いた今となっては書きすぎたと思っています。ただ文章が雑なのは置いておいて、この短期間で自分が気になる事をこれだけまとめたというか、これだけの情報が自分の中に蓄積されていたのに気がつけたのはよかったです。あとこの問題を通して、公と私の境界、国と自治体との仕事の分担について自分なりに問題意識を顕在化できたのは思わぬ副産物でした。

物事はなんでもそうですが、芸術を語るにも、全体を見渡す大きなフレームワークを見つけることと、内容の大小というか上下関係というかレイヤー分けをしっかりすることで、他の人の話を理解できること、そして適切なレイヤーに沿って意見を説明できることが、観客にも演者にも制作者にも大事なことだと思います。そんな偉そうなことを言わなくても、せめて芝居の感想くらいはわかりやすい文章を書けるように精進します。

引続き細く長くのお付合いをよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年1月 6日 (木)

2010年下半期決算

旧年中にまとめたくてまとめられなかった2010年下半期決算です。

(1)モダンスイマーズ「真夏の迷光とサイコ」青山円形劇場

(2)ナイロン100℃「2番目、或いは3番目」下北沢本多劇場

(3)こまつ座「黙阿弥オペラ」紀伊国屋サザンシアター

(4)NODA・MAP「ザ・キャラクター」東京芸術劇場中ホール

(5)劇団M.O.P.「さらば八月のうた」紀伊国屋ホール

(6)ブス会「女の罪」リトルモア地下

(7)パルコ企画製作「ハーパー・リーガン」PARCO劇場

(8)サンライズプロモーション東京製作「イリアス」ル・テアトル銀座

(9)テアトル・エコー「日本人のへそ」恵比寿エコー劇場

(10)ナイロン100℃ Side Session「亀の気配」サンモールスタジオ

(11)TBS・サンライズプロモーション東京主催・制作「志の輔らくご in ACT」赤坂ACTシアター

(12)青年団「砂と兵隊」こまばアゴラ劇場

(13)SPAC「わが町」静岡芸術劇場

(14)東京芸術劇場「ブルードラゴン」東京芸術劇場中ホール

(15)こまつ座「水の手紙/少年口伝隊一九四五」紀伊国屋サザンシアター

(16)大人計画「母を逃がす」下北沢本多劇場

(17)演劇集団キャラメルボックス「サンタクロースが歌ってくれた」サンシャイン劇場

以上17本、隠し観劇はなし、チケットはすべて公式ルートで購入した結果、

  • チケット総額は101850円
  • 1本あたりの単価は5991円

となりました。上半期の13本とあわせて

  • チケット総額は165200円
  • 1本あたりの単価は5507円

です。上半期は青年団と新国立劇場の芝居が多くて5000円を切っていた単価ですが、下半期は商業演劇(イリアス)、こまつ座、東京芸術劇場中ホールと高額な芝居が多く通年の単価5000円切りはなりませんでした。それでも6000円を超えていた近年の傾向を考えると望ましい結果です。

どの芝居も観てからそれなりに時間が経っていますが、今になって選ぶと「カガクするココロ」、「黙阿弥オペラ」、「さらば八月のうた」、あとなぜか半年に1回観たことになる「志の輔らくご」が観てよかったと思います。期せずして上半期、下半期とも2009年と同じ本数になったのですが、チケット総額が1割以上圧縮された割に、満足度はそれほど変わらないのが発見と言えば発見です。

話は変わって、上半期でも書いたのですが、今年は芝居を観に行く時間が上手く取れませんでした。経済的にヤバい、という時期は脱したのですが、代わりに時間がなくなった。特に12月は例年注目作が多くて本数の増える時期なのですが、今年は1本だけという有様です。ラインナップを見返しても初見の団体がほとんどないのは余裕がない証拠です。仕事が忙しくて休日を食ったというのもあるのですが、それより体力がきつい。うまくやれば1日2本観られるところ、土曜日は疲れて午前中は動けず、昼から動くため夜の芝居しか観られないという効率の悪さです。

そして12月に見逃しと売切御免を連発した結果、芝居見物の欲求が少なくなっていることに気がつきました。なぜかと年末年始に考えたのですが、

  • 芝居を見慣れた結果、期待のハードルが上がって、その分得られる感動が減っている
  • 生活の危機感が趣味への興味を上回った

という結論になりました。前者はお前程度の見物本数で何がわかると言われればそうなのですが、それでもこのくらいの本数と金額の芝居を毎年自分で選択、チケット手配、自腹支払までして観ていると、それなりに目は肥えるという話です。後者について補足すると、自分の年齢と今のビジネススキルについて芝居を観る本数を減らして、その分を修行に当てないと今後社会人として危なくなるという危機感が出てきました。いろいろ足りないものを身に付けないといけないので、今後芝居を観なくなるというわけではないのですが、そこに振分けるリソース、とりわけ時間は減らそうと考えています。

なので、2010年の30本/28日を2011年は減らす方向で調整して、月1日に2本観る計算で、24本/12日くらいまで圧縮することを目指します。1月がまた忙しい上に観たい芝居が多いんですけど、観すぎた場合は2月で調整します。こんな零細ブログでもほんの少々の常連さんはいらっしゃるようですが、そのくらいの更新頻度でもひとつ生暖かく見守っていただければ幸いです。

本当はそれでも観に行きたくなるくらい面白い芝居であふれているといいんですけど、世界で一、二をあらそう大都市の東京といえども、それは難しいのですね。半年や1年のロングランが成立たないところが、新作を促してある種の活気を産んでいたと思うのですが、面白い芝居がロングランにできないことは創るほうにも観るほうにもデメリットなんじゃないかと思うようになってきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年7月 4日 (日)

2010年上半期決算

2010年上半期決算

恒例の決算です。一部順番を変えてあります。

(1)Bunkamura主催「東京月光魔曲」Bunkamuraシアターコクーン
(2)PARCO PRESENTS「志の輔らくご in PARCO」PARCO劇場
(3)(4)青年団「カガクするココロ」「北限の猿」こまばアゴラ劇場
(5)阿佐ヶ谷スパイダース「アンチクロックワイズ・ワンダーランド」下北沢本多劇場
(6)Dart's 「In The PLAYROOM」Gallery LE DECO 4
(7)青年団「革命日記」こまばアゴラ劇場
(8)チェルフィッチュ「ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶」ラフォーレミュージアム原宿
(9)パルコ企画製作「裏切りの街」PARCO劇場
(10)劇団、本谷有希子「甘え」青山円形劇場
(11)(12)(13)新国立劇場主催「夢の裂け目」「夢の泪」「夢の痂」新国立劇場小劇場

以上13本、隠し観劇はなし、チケットは1本のラッキーチケット以外はすべて公式ルートで購入した結果、

  • チケット総額は63350円
  • 1本あたりの単価は4873円

となりました。半分が新国立劇場と青年団ということで、単価が一気に5000円を割りました。ただし、時間があれば6月中に観られたナイロン100℃や野田地図が入っていませんので、あまり真に受けられない数字です。

上半期は、芝居を観に行く時間が取れなかったことに尽きます。1月、飛んで4-5月、最後に意地でシリーズ物の1本、という感じです。観に行ったものの当日券が取れずに見逃したこともあったのですが、他の予定が優先する、あるいは疲れすぎて出かけられない、というのがこんなに多い期間は初めてでした。こうやってみんな芝居の観客人口からフェードアウトしていくんだろうな、それでもたまに観るとしたら鉄板の有名芝居だけになるんだろうな、というのがよくわかりました。

この感覚がわかる人で、さらにこの状況を踏まえて戦略を立てられる人が演劇界にいて、いろいろ試みてもらえるといいんですけど、どうなんでしょう。個人的には、聴きに行っていませんけど、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」の企画は素晴らしいと思います。毎年ゴールデンウィークに集中させる開催時期、圧倒的に大量のプログラム、別のホールまで1分で行けるというあの密集間、有名な(ここ重要)作曲家の曲で統一したわかりやすさというのは、敷居の高いクラシック音楽に無関係な人でも興味を持つように仕向けるのに十分な資格を持っていると思います。あれに比べたら「フェスティバル/トーキョー」なんて、個々のコンテンツの質はさておき、芝居に無関係な人間を振向かせる、忙しくてもその時期だけは確保する、というところには遠いです。音楽は学校で習うけど芝居は習わないとか、いろいろ音楽有利な理由はあると思いますが、それはまた別の機会に。

7月は面白い芝居が目白押しなので、少しでも観に行ければと思っているのですが、そういっている今週末からして観にいけなかったので、先が思いやられます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年1月 7日 (木)

2009年下半期決算

遅くなりましたが、2009年下半期決算です。
(1)世田谷パブリックシアター企画製作「奇ッ怪」シアタートラム
(2)演劇集団キャラメルボックス「さよならノーチラス号」紀伊国屋サザンシアター
(3)大人計画「サッちゃんの明日」シアタートラム
(4)ハイバイ「」東京芸術劇場小ホール1
(5)ナイロン100℃「世田谷カフカ」下北沢本多劇場
(6)(7)(8)新国立劇場主催「ヘンリー六世(第一部、第二部、第三部)」新国立劇場中劇場
(9)パルコ企画製作「海をゆく者(プレビュー公演)」PARCO劇場
(10)パラドックス定数「東京裁判」pit/北 区域
(11)(12)バンコク・シアター・ネットワーク「赤鬼」東京芸術劇場小ホール2、「農業少女」東京芸術劇場小ホール1
(13)TBS/エピキュラス主催「夜会 本家・今晩家」赤坂ACTシアター
(14)グリング「jam」東京芸術劇場小ホール1
(15)庭劇団ペニノ「太陽と下着の見える町」にしすがも創造舎
(16)松竹制作「十二月大歌舞伎 夜の部」歌舞伎座

上記16本(ヘンリー六世は3本でカウント)、隠し観劇はなし、チケットはすべて公式ルートで購入した結果、

  • チケット総額は100950円
  • 1本あたりの単価は6309円

となりました。上半期に観たのが14本なので、前回の年末決算では「30本を目標」と書いたとおり、きっちり30本になりました。その上半期を合せた計算は、

  • チケット総額は190700円
  • 1本あたりの単価は6357円

となりました。ただ、中島みゆきの夜会が底上げしており、それを除くと単価が500円以上安くなるので、ようやく単価6000円未満の目標が見えてきました。

下半期の特徴としては、セット企画が多かったことだと思います。ヘンリー六世もそうだし、見送りましたけど「コースト・オブ・ユートピア」三部作一挙上演がありました。歌舞伎座は昼の部が宮藤官九郎で野田秀樹と同時の小劇場出身者の起用だったし(昼の部は観られなかった)、東京芸術劇場が中心になっているによるFestival/Tokyoや芸劇eyesも、セット企画と言えます。あと、観るのは年明けの予定になりますが、青年団も「カガクするココロ」と「北限の猿」の同時上演を行なっています。そう考えると、下半期に観た芝居の半分以上がセット企画の公演になります。

これはつまり、よく言えば集客に力を入れるようになった兆候だと思います。もともと青年団(こまばアゴラ劇場)は劇場会員や全国の劇団紹介など企画による集客が得意でしたが、それに目を付けた関係者が、狭い演劇市場を広げようとしている試みの結果であれば、よろこばしいことです。これが継続されて「観劇経験の浅い一般人はここに参加する団体から観始めれば大丈夫」と認知されるまでになれば国内市場の開拓につながるので、ぜひ途中で投げ出さないで続けて欲しいです。個人的にはさらに進んで、インフラ整備や海外展開までつながらないかと妄想します。

芝居っぽい小劇場の紹介という点で、芸劇eyesには期待するところが大きいです。世田谷パブリックシアターも、芸劇eyesより手前の団体を集めた企画をやっていますし、あと、遠くていまだに行ったことがないですけど、三鷹の芸術文化センターも頑張っていますよね。機会を見つけてこの手の企画ものは整理したいです。

これを上演側から見ると、こういう企画に参加できない団体はダメということで、芝居の出来がよいことは前提で、いかに参加できるように目立てるかという戦略が重要になってきます。年間観劇100本越えの猛者たちの目に留まることを目指すだけでなく、応募式の企画があったら積極的に申込んでみるといいのではないでしょうか。以前だと上演すると目立つ劇場があったと思うのですが、今はよい劇場ほど貸し館をやめて上演団体を自主的に選んだり、プロデュース公演で頑張ったりしているので、劇場を使った注目を集めるのは難しいと思います。吉祥寺シアター、ザ・スズナリ、シアタートラム、赤坂RED/THEATERなどが貸し館をやっていて、なおかつ登竜門のような劇場でしょうか。だいたい200席規模ですね。若手団体がどのように劇場を選んでいるのかはわかりませんが、劇場の選択には将来がかかっており、すでにそこにセンスが現れるので、小劇場すごろくと言われようがなんと言われようが(もうすごろくは壊れましたけど)、よい劇場で上演できる機会があったら逃さないようにしましょう。

話は戻って、ちょっと最近は新しい劇団の発掘がおろそかになっていたのですが、その隙にいろいろ話題になった劇団が出てきたので、意識してそういう劇団を観るようにしたいと思います。で、2010年は芝居は同じく30本の観劇を目標にします。今年は音楽のライブにも初めて自分から行ってみたのですが、これもなかなか面白いもので、少しずつそちらの体験も増やしていきたい、将来は芝居と音楽で50本になれば、ととりあえずは考えています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月30日 (火)

2009年上半期決算

本日で2009年の前半が終わりますので、決算をしたいと思います。

(1)NODA・MAP「パイパー」Bunkamuraシアターコクーン
(2)パルコ企画製作「リチャード三世」赤坂ACTシアター
(3)オリガト・プラスティコ「しとやかな獣」紀伊国屋ホール
(4)メジャーリーグ制作「ちっちゃなエイヨルフ」あうるすぽっと
(5)ポツドール「愛の渦」THEATER/TOPS
(6)グリング「吸血鬼」青山円形劇場
(7)Bunkamura企画「三文オペラ」Bunkamuraシアターコクーン
(8)松竹製作「赤い城 黒い砂」日生劇場
(9)tv asahi/ニッポン放送主催「鶴瓶噺2009」世田谷パブリックシアター
(10)ナイロン100℃「神様とその他の変種」下北沢本多劇場
(11)Bunkamura企画製作「桜姫」Bunkamuraシアターコクーン
(12)新国立劇場主催「夏の夜の夢」新国立劇場中劇場
(13)劇団、江本純子「セクシードライバー」ギャラリー LE DECO
(14)さいたまゴールド・シアター「アンドゥ家の一夜」彩の国さいたま劇術劇場小ホール

上記14本、隠し観劇はなし。チケットはすべて公式ルートで購入した結果、

  • チケット総額は89750円
  • 1本あたりの単価は6410円

となりました。残念ながら高値安定傾向です。芝居を観る本数がもっと減ると思っていたのですが、一部演目を見送った代わりに別の芝居に突っ込んでしまい、本数は前年同期と同じでした。

今期の特徴は、チケット代の高い芝居に不満足な出来が多かったこと。名指しで文句をいうと、行った回数が多かったシアターコクーンは、3本で3万円以上払いましたが、今期は期待を裏切られました。後ろの2本を切っておけばと悔やまれます。かと言って、数千円の芝居が面白いかというと、このクラスの当たり外れは、体感では以前と同じか、やや下回るくらい。全体に、値段の高い芝居ほど、つまらなくなっているような気がします。景気が悪くなる前に企画した芝居が多かったんでしょうか。

その分気を吐いていたのが公立劇場で、「夏の夜の夢」と「アンドゥ家の一夜」はよかったです。もちろん、チケット代が安いのは税金のおかげなんですが、チケット代を無視しても、こちらのほうが出来栄えはよかったです。他に面白かったのは「ちっちゃなエイヨルフ」「愛の渦」「神様とその他の変種」ですね。

私が芝居を観るときに気にする点として、次に何が来るのかわからないものをライブで観る緊張感というのがあります。そういう観点からいうと、次に何が起きても別に驚きはしない、「ふーん」で終わってしまうような舞台が多かったです。

これはひょっとして、小劇場の開拓にシフトするべし、というなんかよくわからないものの啓示かもしれません。下半期の観劇スケジュールは未定ですが、ちょっと傾向を変えたほうがいいかもしれないです。観る本数は20本より減ると思うのですが、それで選ぶのもまた一苦労。

引続きよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月29日 (月)

2008年下半期決算

2008年も終わりが近づいてきたので、恒例の決算をしたいと思います。

(1)パルコ企画製作「SISTERS」PARCO劇場

(2)青年団「眠れない夜なんてない」吉祥寺シアター

(3)松竹製作「羊と兵隊」下北沢本多劇場

(4)劇団☆新感線「五右衛門ロック」新宿コマ劇場

(5)Bunkamura企画製作「女教師は二度抱かれた」Bunkamuraシアターコクーン

(6)松竹製作「八月納涼大歌舞伎 第三部 野田版愛陀姫」歌舞伎座

(7)パルコ企画製作「ウーマン・イン・ブラック」PARCO劇場

(8)TPT「ミザントロオプ」ベニサン・ピット

(9)シス・カンパニー企画製作「人形の家」Bunkamuraシアターコクーン

(10)ナイロン100℃「シャープさんフラットさん(ホワイトチーム)」下北沢本多劇場

(11)ナイロン100℃「シャープさんフラットさん(ブラックチーム)」下北沢本多劇場

(12)世田谷パブリックシアター企画制作「THE DIVER」シアタートラム

(13)パルコ企画製作「幸せ最高ありがとうマジで!」PARCO劇場

(14)ウーマンリブ「七人は僕の恋人」下北沢本多劇場

(15)Bunkamura企画製作「表裏源内蛙合戦」Bunkamuraシアターコクーン

(16)青年団「冒険王」こまばアゴラ劇場

(17)五反田団「すてるたび」アトリエヘリコプター

(18)パルコ企画製作「グッドナイト スリイプタイト」PARCO劇場

(19)新国立劇場主催「舞台は夢 イリュージョン・コミック」新国立劇場中劇場

(20)俳優座劇場プロデュース「空(ソラ)の定義」俳優座劇場

(21)青年団「サンタクロース会議」こまばアゴラ劇場

(22)青年団「サンタクロース会議(アダルト編)」こまばアゴラ劇場

(23)KERA・MAP「あれから」世田谷パブリックシアター

上記23本、隠し観劇はなし、チケットはすべて公式ルートで購入した結果、

  • チケット総額は141950円
  • 1本あたりの単価は6171円

となりました。上半期の予想である「下期20本」は少し超えましたが、2バージョンものが2本あった(「シャープさんフラットさん」と「サンタクロース会議」)ので、本数だけなら予想の範囲と言っていいと思います。その上半期とあわせると全37本で

  • チケット総額は238150円
  • 1本当たりの単価は6436円

です。年末に話題作が集中するので総額が上期より増えるのはいつものことですが、青年団4本+五反田団の芝居が集中したため単価は下期の方が安くなりました。ただ、通年での単価は微増してしまい、なかなか前年比で減少してくれません。

またチケット代が二極化していて、高いプロデュース公演と安くて頑張っているこまばアゴラ劇場系に分かれてしまっています。4000円から6000円の間がほとんどありません。伸び悩む劇団が多いのか、今までならこのクラスへの成長を目指していた劇団が集客よりも自由度を選んでいるのか、微妙なところです。

それと、上期の決算でも書きましたが、今年は劇場にはっきりと偏りが出ています。

  • Bunkamuraシアターコクーン 6本
  • PARCO劇場 5本
  • 世田谷パブリックシアター+シアタートラム5本
  • 下北沢本多劇場 4本
  • こまばアゴラ劇場 4本
  • その他 13本

ということで、3分の2を渋谷、三軒茶屋方面で観ています。つまり劇団芝居をほとんど観ていないということですね。新規開拓はもはや諦めの境地です。

「その他」に2本含まれるいるベニサン・ピットが来年は閉館するので、プロデュース公演中心の観劇がますます渋谷方面に移動することが予想されます。王子小劇場は気になる芝居がコンスタントに出てくるのですが、東京に行くついでにいろいろ用事を入れてしまうと、ちょっとの距離が結構なハンディになってしまうのが残念です。

「どれだけ舞台を観られるかは時間とお金と運次第」とはこのブログのトップに掲載している文言ですが、来年の経済状況でどれだけ観られるかはまさしく時間とお金と運次第です。やや控えめに30本を目標としたいと思います。

来年もよろしくおねがいします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 3日 (木)

2008年上半期決算

ついこの間が正月だったはずなのに、あっという間に2008年も半年を過ぎました。恒例の上半期の決算です。

(1)PARCO PRESENTS「志の輔らくご in PARCO 2008」PARCO劇場

(2)劇団新感線「IZO」青山劇場

(3)世田谷パブリックシアター + コンプリシテ共同制作「春琴」世田谷パブリックシアター

(4)赤坂RED/REVOLUTION「東京」赤坂RED/THEATER

(5)二兎社「歌わせたい男たち」紀伊国屋ホール

(6)世田谷パブリックシアター企画製作「狂言劇場その四(Aプロ)」世田谷パブリックシアター

(7)the company「バーム・イン・ギリヤド」シアターモリエール

(8)Bunkamura企画製作「どん底」Bunkamuraシアターコクーン

(9)東宝製作「ラ・マンチャの男」帝国劇場

(10)Bunkamura企画・製作「わが魂は輝く水なり-源平北越流誌-」Bunkamuraシアターコクーン

(11)阿佐ヶ谷スパイダース「失われた時間を求めて」ベニサン・ピット

(12)THE SHAMPOO HAT「立川ドライブ」シアタートラム

(13)乞局「杭抗(コックリ)」こまばアゴラ劇場

(14)松竹製作「夏祭浪花鑑」Bunkamuraシアターコクーン

上記14本、隠し観劇はなし、チケットはすべて公式ルートで購入した結果、

  • チケット総額は96200円
  • 1本あたりの単価は6871円

となりました。一部値引きはあったものの、単価の高い芝居が多かったことと、選べる場合は良い席を積極的に選んだ結果です。公演単価は上昇の一途です。

下半期の見通しですが、上半期が大体去年と同じペースなので、おそらく年末にスパートがかかって、下半期は20本弱で収まると想像しています。

自称ロングラン公演推進派の私ですが、この半期はロングランの芝居なのに公演期間の最初のほうに観ることが多かったです。これは時間が急に取られたり、体調をくずしたりすることに備えて、公演期間よりも期待度で優先的に観る芝居を選ぶようになったからです。「ロングラン公演の期待度が高い芝居」と「公演期間短期のまあまあ期待できる芝居」があった場合、前者を選ぶということです。

新規開拓がほとんどできないのがつらいのですが、すでに観たい芝居を切っている現在、これ以上観たい芝居が増えるのも困りものです。下期20本が妥当なペースかと思っています。

そんなペースではありますが、引続きお付合いくださいませ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 7日 (月)

2007年下半期決算

2007年上半期決算

2007年もつつがなく過ぎましたので、やや遅れましたが、下半期および通年の決算をしてみたいと思います。2007年下半期に観劇した一覧です。

(1)NODA・MAP番外公演「THE BEE(日本バージョン)」シアタートラム
(2)NODA・MAP番外公演「THE BEE(ロンドンバージョン)」シアタートラム
(3)Piper「ひーはー」下北沢本多劇場
(4)こまつ座&シス・カンパニー 企画製作「ロマンス」世田谷パブリックシアター
(5)劇団新感線「犬顔家の一族の陰謀~金田真一耕助之介の事件です。ノート」サンシャイン劇場
(6)松竹 + Bunkamura制作「ドラクル」Bunkamuraシアターコクーン
(7)シアターナインス「シェイクスピア・ソナタ」PARCO劇場
(8)TSP企画製作「郵便配達夫の恋」東京グローブ座
(9)THE SHAMPOO HAT「その夜の侍」ザ・スズナリ
(10)キューブ企画製作「犯さん哉」PARCO劇場
(11)パルコ企画製作「キャバレー」青山劇場
(12)メジャーリーグ主催「野鴨」シアター1010ミニシアター
(13)グリング「Get Back!」ザ・スズナリ
(14)東宝製作「恐れを知らぬ川上音二郎一座」シアタークリエ
(15)劇団、本谷有希子「偏路」紀伊国屋ホール
(16)パルコ企画製作「ビューティー・クイーン・オブ・リナーン」PARCO劇場
(17)ナイロン100℃「わが闇」下北沢本多劇場
(18)NODA・MAP「キル」Bunkamuraシアターコクーン

上記18本、他に隠し観劇はなし、チケットは全て公式ルートで購入した結果

  • チケット総額は118500円
  • 1本当たりの単価は6583円

となりました。当日券ということで一部の芝居はチケット代が高くなり、一部は立見のため安く観られたものもあります。

上半期とあわせると全34本で

  • チケット総額は214350円
  • 1本当たりの単価は6304円

です。ついにチケット単価が6000円を超えてしまいました。金額については特に年末の話題作連発が響いています。

諸事情により芝居に割ける時間が減る中、一般的な話題作に観劇が集中してしまいました。観終わった後でならなんとでも言えますが、観ていない段階で見送りを決断するには魅力的すぎるラインナップばかりです。最盛期で約50本観ていたので、時間については3割減です。その代わりチケット単価が上がっているので、チケット代の出費はそれほど変わっていません。むしろ交通費がかさむ分だけ今のほうがきつい。

その結果が2007年の特徴になりますが、「渋谷 - 青山 - 三軒茶屋」地域、および下北沢で劇場の大半を占めています。プロデュース公演を前者で、劇団モノを後者で、という傾向がものすごくはっきり出てしまいました。新宿は紀伊国屋ホールが1回、THEATER/TOPSが1回だけです。初演を観ていたとはいえ、ONEOR8の「ゼブラ」再演を見逃したのはもったいなかった。あと、本当はこまばアゴラ劇場にもう少し通いたかったのですけど、2007年は巡り合せが悪かったためそれもかないませんでした。

KERAとか長塚圭史とか野田秀樹とか、見逃せない演出家が活躍しているおかげで、新しい出会いに費やせる時間がさらに減っています。「野鴨」でタニノクロウ演出を観られたのは数少ない新規収穫です。Webやチラシからの情報で、他にも気になる名前はいくつかあるのですが、時間(とお金)と戦いつつ、それらを、あるいはもっと新しい誰かをどれだけ観ることができるかが、2008年の大きなテーマのひとつになりそうです。今年の34本という実績を基に、リソース配分を考えられればと思います。

2008年もよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月 5日 (木)

2007年上半期決算

半年なんてあっという間に過ぎていくもので、上半期の決算をしてみたいと思います。2007年上半期に観劇した一覧です。

(1)PARCO PRESENTS「志の輔らくご in PARCO 2007」パルコ劇場
(2)松竹製作「朧の森に棲む鬼」新橋演舞場
(3)PARCO PRESENTS「志の輔らくご in PARCO 2007」パルコ劇場(2回目)
(4)キョードー東京・Me&Herコーポレーション・ネビュラプロジェクト「えっと、おいらは誰だっけ?」青山円形劇場
(5)演劇集団THE・ガジラ「セルロイド」ザ・スズナリ
(6)新国立劇場主催「コペンハーゲン / COPENHAGEN」新国立劇場小劇場
(7)五反田団「いやむしろわすれて草」こまばアゴラ劇場
(8)パルコ企画製作「コンフィダント・絆」PARCO劇場
(9)青年団「東京ノート」こまばアゴラ劇場
(10)こまつ座「紙屋町さくらホテル」俳優座劇場
(11)ナイロン100℃「犬は鎖につなぐべからず~岸田國士一幕劇コレクション~」青山円形劇場
(12)世田谷パブリックシアター企画制作「死のバリエーション」シアタートラム
(13)グリング「ヒトガタ」THEATER/TOPS
(14)M&Oplays + ペンギンプルペイルパイルズプロデュース「ワンマン・ショー」シアタートラム
(15)阿佐ヶ谷スパイダース「少女とガソリン」ザ・スズナリ
(16)世田谷パブリックシアター企画・製作「国盗人」世田谷パブリックシアター

上記16本、他に隠し観劇はなし、チケットは全て公式ルートで購入した結果

  • チケット総額は95850円
  • 1本あたりの単価は5990円

となりました。今回はひょっとしたら数百円の誤差があるかもしれないので、その場合は単価が6000円を超えます。以前は単価が5000円、5500円と順調に?上がってしまっていたのですが、今回さらに単価記録を更新してしまいました。昔はほとんどタダに近かった交通費も今ではかなりの額がかかっていますので、周辺コストまで含めると大変なことになります。

現在は出費総額を抑える方針、かつ時間の都合がつきにくいという事情があるため、本数は減少しているのですが、過去の傾向では年末の駆込需要がひどいので、今から予断を許しません。

改めて上の一覧を眺めてみると、冒険する余裕がなくなっていることがはっきりします。観られる本数が少ないからというのもあるのですが、去年あたりから趣味への時間配分ということを気にするようになりまして、当日券派でもある私にとってはチケット確保から終演まで、芝居というのはその点非常に不利なわけです。

もともと細く長くのつもりで書いているブログであり、「どれだけ舞台を観られるかは時間とお金と運次第」と冒頭にも明記してありますが、このブログを熱心に継続するためには、趣味以外の新しい位置づけを芝居に与える必要がありそうです。それが見つかるまでは荒れた文章も混じるかと思いますが、細く長くのお付合いを改めてお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)